2016年04月16日

マラニックの春

 季節は梅で始まり、ハクモクレン、桜・・と色鮮やかな花々が次々に登場。それらに魅せられたのか、寒風のなかゴール目指してスピードを落とすまいと懸命になっていた走者は、花に魅せられ、しだいに走るスピードは落ち、いつしか花の香りで立ち止まる。そして、これからは新緑に誘われ、もっとゆっくり走ってみたい気分なってしまう。
 そこで、「春はマラニック」走りがゆっくりとなり、歩きを取り入れ、そして立ち止まり、俳句を一句詠めば、マラニックの世界。
『ランニングの世界21号』は、4月1日に発刊になりましたが、特集は「楽しきかなマラニック」表紙も、我々の友の会主催で行った隅田川の桜並木マラニックを走る走友の笑顔を載せました。
 マラソンのようなロングランの大会は我が国の四季のふさわしさを生かさなければなりません。フルマラソンを歩かず完走する大会とすれば、春には走り歩きを組み合わせたマラニック大会とする。それぞれの走り方の特性に従えば、若々しく走るランナーは42.195qを歩かず完走をめざし、僕のように老いたるランナーは走る人生にもっと豊かに美しさを楽しもうと、歩き走りのマラニックとすればいいと思えてきます。
 この21号には、「競わず頑張らず、楽しく走る、そんなマラニック人が魅かれていくのは、自然の流れだろう。マラニックが、忘れてしまったゆとりを思い出させてくれる」と、かつてオーストラリア大陸横断に挑み、今年の4月も岡山で歴史街道マラニックを主宰する村松達也さんの言葉が載っています。
 マラソンブームと言われ全国各地でフルマラソンを謳歌する今日、「息切れよりは会話で、もっとゆっくり自然を愛する走者になる時がやってきましたね」と語り合う春にしたいものです。
posted by miko at 00:00| Comment(0) | 山西先生のエッセイ
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