2015年12月22日

季節の走り

 2015年 師走
 時は流れ、季節は移り、走者の走る感覚も日々変わり、今年はあとわずか。
「走ると生きていることを感じるな。不安なことが自分からも、他からも出てくるが、走っているときだけがほんの少しでも、今日も、しっかり過ごしてみようかと希望が湧いてきましたね」
このような言葉が、大地の走者から聞こえてきます。

雑誌「ランニングの世界」は創刊から、年に2回発刊して10年、20冊が世に出ました。
編集委員が、「今回は走ることの何を主張しようか、皆に何を書いてもらおうか」と多くの方に執筆をお願いして作り、出来立ての書物を、まだ見ぬ恋人のような人たちに向かって送り出す。
この愛する書を、無数の走る人たちに、いや走らない人でも手に取って読んでもらうことは、心躍ることであると同時に、これを通してお話をして、一緒に走ってみたいと常に思ってきました。そして、これからもそう思っていきたいのです。

走ることは生きること。生きることは走ること。
もうわずかの日々に、新しき年の希望と力を見出そうと、「新しい朝が来た」と路上の人となって走ります。
冬の何もない枯れた道こそ精神の走る世界なり
posted by miko at 00:00| Comment(0) | 山西先生のエッセイ
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